研究会について
武田圭史研究室は、異なる角度から柔軟に社会の問題を発見し、問題解決へ向けて取り組んでいます。現在研究室では、高機動ドローン開発、サイバーセキュリティ、Web応用、仮想空間応用の4つの領域を研究しています。高機動ドローン開発グループでは機動性の高いドローンの開発やFPV(First Person View)ドローンレース等の競技参加を通じて物理デバイスの高度な制御とその応用に関する研究、サイバーセキュリティグループでは情報や制御系に関連する先端的なセキュリティ、プライバシー問題の解決を目指した研究、Web応用グループでは先端的なWeb応用及び関連技術に関する研究、仮想空間応用グループではxR技術の開発と応用研究をそれぞれ行っています。今後も4つの研究領域にとらわれることなく、新たな先端領域についても研究していく予定です。
高機動ドローン開発
高機動ドローン開発グループは、ドローンという分野の中でも特にレーシング用ドローンの研究や、FPVドローンを利用した空撮を行うグループです
映像メディア
様々な活動において映像メディアを駆使しより豊かな表現を可能とする映像メディアの技術及び技法を開発します。各種用途における映像表現・技法の研究、先端技術を用いた新たな映像表現の実現、映像を用いたマーケティング。
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティグループでは、サイバーセキュリティの研究、つまりは、コンピュータをユーザの意図しない動作から守ること、ネットワーク上での盗聴から守ることに焦点をおいた研究をしています。メンバーはマルウェア解析・Webの脆弱性の対策・安全なソフトウェアの設計方法・新しい認証の方法など、さまざまな内容の研究に取り組むことができます。
Web応用
Web応用グループは、Webに関係することであれば、webサイトからアプリに至るまで何でも取り扱っています。主にWebプログラミングと Webデザインの2つを軸として、「よりよいWeb」の実現を目指し、それぞれが関心のあるテーマについて日々研究を行っています。
仮想空間応用
仮想空間応用グループはVR(仮想現実)の中でも特に3次元的な空間構造を持つものに関する研究をしています。VRに関係するコンテンツの作成、3Dモデル、ARなど幅広く取り扱っています。メンバーはメタバースの研究、ARアプリの開発、現実と仮想の融合の研究などを行なっており、VRの発展を夢見て日々研究をしています。

教授
武田 圭史
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。防衛庁・航空自衛隊およびアクセンチュア株式会社勤務の後、カーネギーメロン大学客員教員同日本校教授を経て、現在は慶應義塾大学環境情報学部教授。兵庫県参与など官公庁における情報セキュリティ関連委員、マサチューセッツ工科大学客員研究員、W3Cフェロー等に就任。情報セキュリティ分野における研究開発・運用・人材育成・コンサルティング等幅広い業務に従事。
研究実績
黒米祐馬,武田圭史.仮想マシンモニタにおけるテイント伝搬を用いた不正プログラムのステルス解析.マルウェア対策研究人材育成ワークショップ2014(MWS 2014).北海道,日本.
黒米祐馬,武田圭史.異なる解析環境を組み合わせたステルス性の高い動的バイナリ計装によるマルウェアの通信解析.
マルウェア対策研究人材育成ワークショップ2015(MWS 2015).長崎,日本.
情報処理学会第79回全国大会にて研究発表(2017)
小林怜央『誤入力の傾向を考慮した Levenshtein 距離による、柔軟なパスワード認証システム』
野間口圭 『Adversarial Examplesによる,FaceNetの意図的誤認識』
幅野莞佑『ネットワークセキュリティ管理のためのネットワーク可視化システムの実装』
ブログ
慶應義塾大学SFC武田圭史研究室PR 2020春 / Keio Univ. SFC-KeijiTakeda-Lab PR 2020 Spring
履修について
研究会A(武田圭史)の履修を希望される方は、研究会シラバスを確認してください。聴講はいつでも歓迎しています。
研究会をはじめて履修する方には、新人課題が課されます。1学期目に新人課題をクリアすることで、2学期目以降の研究活動に着手することができます。高機動ドローン開発グループについては、第4級アマチュア無線技士資格試験の合格、各種ドローン操縦法習得、空撮動画作成が新人課題となっています。
その他のグループでは継続履修生が学期ごとに異なる新人課題を設定します。過去の課題例(サイバーセキュリティ・Web応用グループ)、DOM Based XSS脆弱性の修正及びデータ解析プログラムの作成(2016年度春学期)、情報基礎知識のテスト及び掲示板プログラムの作成(2014年度秋学期)
お問い合わせ
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